コミュケーショントレーニング

主要メソッド

TA(Transactional Analysis)理論

TA(Transactional Analysis)理論とは

アメリカの心理学者であるE.バーン博士によって開発された心理学の手法で、難解なフロイトの精神分析論に対し 『精神分析の口語版』といわれ、活用がやさしい手法です。

●特徴としては・・・
①対人関係における“クセ”やスタンスを自己分析できます。②コミュニケーションの客観的な分析ができるようになり、より生産的なコミュニケーションの取り方を見出せるようになります。③自分自身、他者、周囲の人たちを元気にする方法が分かります。

●実績、信頼性は・・・
心理療法としてスタートしましたが、米国企業でマネージャー向けのヒューマンスキルトレーニングとして用いられるようになり、日本でも新人教育~管理職まで、企業内教育に広く応用されています。当社コンサルタントは、20年間で500社を超える導入実績を持ちます。

自己理解、他者理解で用いる診断「エゴグラム」

Egoは自我、gは重さの単位・・・簡易診断により自我の重さを測る方法です。自我は脳の発達と関係しています。
以下の3つの自我状態の重さを測ります。

P:ペアレント 『親のような私』
子供の頃の親(身近な大人)のやり方や考え方を自分の中に取り入れた状態です。批判的で厳格な面(CP)と、保護的で優しい面(NP)とを持っています。
A:アダルト 『大人のような私』
冷静に現実を見つめ、計画を立てたり、ものごとに冷静に対処します。自分で主体的に問題解決できる部分です。
C:チャイルド 『子供のような私』
子供のままの自分自身です。天真爛漫で自由な部分(FC)と、依存したり、閉じこもったり、ときには反抗したりする部分(AC)とがあります。

スケジュール

ねらい

●コミュニケーションに必要な、知識・スキルを学ぶ。
●自己理解、他者理解を通じて生産的なコミュニケーションを理解する。
●人間関係を活性化させるコミュニケーションを学ぶ。
●組織におけるコミュニケーションのポイントを学ぶ。


副次的なねらい

●日常抱えるストレスを低減し、元気にする。
●ビジネスマインド/ビジネススキルの点検。
●研修、自己啓発へのアレルギーを無くす。


実施に際しての注意事項

◆会場・設備
・会場:100㎡以上の会議室
・設備:プロジェクター(投影できるもの)、ホワイトボード

第1日 第2日
●オープニング・オリエンテーション
(・人事からの期待)
・ねらい、プログラムの説明

●コミュニケーション概論
・コミュニケーションとは?
・TA心理学とは?

●「自己理解・他者理解」
・自我状態「エゴグラム」

………昼食・休憩………

・脳の発達とPAC
・自我状態PAC判断
・他者直観エゴグラム
・マイチャレンジ

●人間関係を活性化させるもの
・やる気の源「ストローク」
・心理ストローク実習「バックストローク」
・セルフマネジメントとストローク
・ストロークが不足すると


●まとめ
●ウォーミングアップ

●リレーション分析
・生産的なコミュニケーション
・「簡単なコミュニケーション分析手法」
・やりとり分析

●体験実習
~仕事の疑似体験を通じて組織におけるコミュニケーションのあり方を学ぶ~

………昼食・休憩………

・課題の提示
・実習の実施
・ふりかえり
・まとめ

●組織におけるコミュニケーションのポイント
・報告・連絡・相談

●私の変革目標づくり
・個人記入
・プレゼンテーション&フィード・バック

●まとめ

お問い合わせ

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